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UXを取り巻くさまざまな障害を乗り越えるには?
UXに取り組み始めたい人や組織への導入がうまくいかずに悩んでいるチームに向けて書かれた実践的なガイドブック。
UXの全体像をわかりやすく紹介すると同時に、
UXを進めるうえで組織ではありがちな「専門家のサポートが得られない」「時間がない」「予算がない」といった問題へ対処するためのノウハウを著者の豊富な実務経験に基づいて紹介している。
また、UXチームのつくり方から運営方法まで詳細に解説しており、入門的でありながら専門家にも役立つというバランスをうまく実現した一冊。
The User Experience Team of oneという原書をヤフーのデザイナー陣で翻訳した本が、7月27日に丸善出版より出版されます。私も訳者の一人として翻訳しました。
「ユーザーエクスペリエンス」という言葉が社内で飛び交う今、UXを取り入れたいのになかなかうまく行かない人が増えています。私もその一人でした。
UXを導入する事に好意的な恵まれたチームというのは、どのような素晴らしい会社でもなかなかない事です。なぜなら「UXという分野が新しい物であり専門家がいない」「本当に効果が出るのかコストに見合うのか疑わしい」「一人でやれるものなのか?」などなど疑問は山ほど生まれてくるからです。そんな現実に対して、UX関連書籍を読みあさっても理想的すぎてむなしく聞こえる場合は、ぜひこの本をお勧めします。この本には、実践から得られた経験則や失敗例が書かれており、どのような場合でもUXを取り入れたいと思っている人の味方になってくれるはずです。
まだまだUX先進国ではない日本の企業が、この本によって少しでもUXを導入しやすくなる事を願っています。
私もUXの導入によって、よりよいプロダクトを日々作って行けるようもっと精進したいです。